呼吸器内科
呼吸器内科
気管支炎や肺炎、気管支嘆息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、アレルギー鼻炎などの呼吸器の病気を診療します。
喘息について
喘息は、気管支(空気の通り道)が、慢性の炎症によって狭くなる病気です。
「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった、ぜん鳴や咳、呼吸困難等の症状が見られます。
喘息では気道や気管支が、ちょっとした刺激で反応が起こりやすい過敏な状態になっているため、様々な原因によって息苦しい等の症状が現れます。
少し症状がよくなった患者さんの中には、自分の判断で治療を中断したために、炎症のコントロールが不十分で、以前より重症になったケースもあります。
気道の炎症と狭窄は慢性的に続いているので、発作や症状がないときでも、継続的に治療が必要です。
慢性気管支炎について
タンを伴なったせきが特徴です。
気管支に慢性の炎症やむくみ(浮腫)が生じ、タンが過剰になります。
これを取り除くためにタンをともなうせきが出ます。
たんの量が多くなると気管支が塞がれ、そこにウイルスや細菌が感染して、さらに炎症が広がります。
進行すると気管支に空気が通らなくなり、その先の肺胞が壊れてしまいます。
肺気腫について
細気管支の先は、肺胞がぶどうの房のようについています。
肺気腫はこの細胞の壁が崩れ、崩れた肺胞が大きく膨らんで弾力性や収縮性が低下する病気です。
弾力性や収縮性が低下すると、息をはき出すときに肺が縮まりにくくなり、新しい空気を吸うことができないので、息切れを起こしやすくなります。